文化

うらやすの人(17): 川本愛子さん「美しい音楽を浦安に」

来年2月、オペラ「かぐや姫」上演が当面の目標

 取材場所の舞浜の美術館。「よろしくお願いします」とソプラノが響くと、真っ赤なドレス姿の川本さんが現われた。
 声楽家で二期会会員。「文化会館での声楽公演が少なかった」ことから「美しい音楽を浦安に」と実行委員会を立ち上げ、2005年からリサイタル形式で年1回コンサートを開催。

川本愛子さん

お気に入りのドレス姿で当面の目標を話す川本さん

 その第1回は「川本愛子が歌う大中恩の歌曲」。これ以降、オペラから日本の歌曲、童謡、唱歌、浦安音頭…。
 5周年のガラコンサートは「蝶々夫人」から “あの桜の枝を揺すって” 、「トスカ」から “歌に生き 恋に生き”。

 東京・蔵前生まれの川本さん。7人兄妹の末っ子。父が清元をたしなむ通人で、6歳から「歌のおばさん」で知られる松田トシさんに歌とピアノを習った。
 これがきっかけで音楽の道に進み、武蔵野音大大学院声楽専攻修了。「12年間、大学で講師を務め、母にサポートされながら4人目の子供が産まれたのを機に、練習時間が欲しくて大学を辞めた」。
 15年ほど前に浦安に転居。後進の指導のかたわら前述のような音楽活動を展開。「4年前の3.11の時は10月にチャリティークラシックコンサート。翌年には團伊玖磨作曲の “夕鶴” などに挑戦」。
 10周年記念の昨年はオペレッタ喜歌劇「こうもり」を上演、喝采を浴びた。

 「美しい音楽を聴けば心豊かでなごむ」がモットーで、音楽の道に進む人が増えることを願っている。
 11回目は来年2月、オペラ「かぐや姫」を市民参加型で上演するのが当面の目標。

 体が楽器だけに「うがいをマメに、風邪は耳鼻科で早めのメンテナンスでのどを守っている」。
 新浦安にできる音楽ホールには「もちろん楽しみ。いい響きのホールは演奏家、聴衆双方に喜ばれる」と完成を心待ちにしている。

関連記事

  1. 7月27日(土) 「第40回浦安市花火大会」開催 7月27日(土) 「第40回浦安市花火大会」開催
  2. ブリオベッカ浦安 ブリオベッカ浦安、6月は5位
  3. 文化施設のシンポジウム開く 「日本一の音楽ホール」目指して 文化施設のシンポジウム開く 「日本一の音楽ホール」目指して
  4. 浦安中央ライオンズクラブが義援金 市民の “ふるさと意識” 醸成 「浦安ゆ…
  5. 強風もものかは―。大型の秋田竿燈が秋空に屹立
  6. 浦安点描: 春爛漫 浦安点描: 春爛漫
  7. 編集後記 編集後記 丙申(ひのえさる)の平成28年がスタート
  8. 母の日&父の日プラン お母さん、お父さんに ありがとうを伝えよう 母の日&父の日プラン お母さん、お父さんに ありがとうを伝えよう…

新着記事

  1. 編集後記
  2. 後継者難の打開、起業家を増やすため 創業支援セミナーを実施
  3. 稲荷神社 社務所と御輿庫を建て替え
  4. 浦安市は松戸市と 「家庭系一般廃棄物の処理に関する協定」を締結
  5. 夏到来―東京ディズニーリゾート スペシャルイベント
 
PAGE TOP