事件・事故から子供守る輪が広がる 通学時間帯を中心に活動

 新潟市で5月7日、学校帰りの小学2年の女児(7)が近所の会社員の男(23)に襲われ亡くなる痛ましい事件が起きた。こうした悲劇を防ごうと、浦安署や浦安市は子供を事件事故から守るため、通学時間帯を中心に見守り活動を実施している。大人たちにも不審者を見たら「すぐ通報を」と呼びかけるなど、子供を守る輪が広がっている。

通学路周辺をパトロ ール

 同署や市によると、5月中旬の夕方、高洲で小学生が不審な男に腕をつかまれるなどのケースが2件発生。
 1件目は自転車に乗っていた小学生が知らない男に「手をつないで帰ろう」と声をかけられたが、逃げて無事。男は身長約160センチ、年齢は不明だが上下とも黒っぽい服装。
 2件目は歩いていた小学生が20~30歳、約165センチ、黒っぽい服装でマスクにサングラスの男に腕をつかまれた。振り切ると男は自転車で逃げた。
 同署は「男が同一人物かはわからない」という。1月から5月までに同じような情報が同署に7件あった。昨年同期より3件多い。

 同市には小学生が不審者に (1)声をかけられた (2)付きまとわれた (3)下腹部露出 (4)こづかれた―などの情報が4~5月にかけて26件あった。学校を通しての情報で、昨年度は74件だった。
 これらの情報はケースによって保護者に連絡したり、防犯登録者にメールで送信したりしている。

 同署や市は、パトカーや市の青パトで登下校時に、通学路周辺をパトロールしたり、警察官や補導員が通学路で警戒に当たったりしている。同時に、防犯協会、自治会連合会などを通してこの時間帯に付近を散歩やジョギング、買い物に出かける人にも子供の見守り活動を要請している。
 具体的には、公園、ショッピング街などで不審者を見たら110番通報、防犯ブザーを持っていたら鳴らす、防犯協力店に駆け込む―などの行動を呼びかけている。
 防犯関係者は家庭では外出時に行き先と帰宅時間、同行者を確認、外出先の場所などをよく話し合っておくことも大切と、指摘する。


関連記事

 

アーカイブ

ページ上部へ戻る