メットライフ生命女子Fリーグ2025―26シーズンが開幕、第1節が6月14日と15日にセーレン・ドリームアリーナ(福井県)で計5試合開催された。

5月開催のAFC女子フットサルアジア杯で初優勝を果たした日本女子代表チームのメンバーが多く所属する「バルドラール浦安ラス・ボニータス」は15日、「エスポラーダ北海道イルネーヴェ」と対戦。開始3分で江川凜選手が先制し、第1ピリオド終了間際には宮原ゆかり選手の追加点で2対0に。第2ピリオドでは2失点をするも5点を追加、7対2で勝利し、開幕戦からの好発進となった。
2020年に初のリーグタイトルを獲得した同チームは、そこからリーグ4連覇を達成。W杯イヤーとなる今シーズン、リーグ優勝に向けた躍進はもちろんのこと、アジア杯に続き、多くの選手が代表メンバーへ招集されることも期待される。

昨季はレギュラーシーズンを首位で終えるもファイナルシーズンで連敗を喫し、リーグ5連覇を逃す悔しい結果となったが、今季は「#奪還」をチームスローガンに定め、獲れるタイトル全ての獲得を目指す。9月6日にホームタウンの「バルドラール浦安アリーナ」で開催される第8節は、地元の力強い声援、そしてサポートが、選手の後押しになるだろう。
フットサルの魅力といえば、そのスピードや激しい展開から生まれる細かな技などが挙げられるが、プレーやチームワークはもちろん、戦う彼女たちの明るくハツラツとした雰囲気や表情にも魅了される。〝絶対女王ラス・ボニータス〟の復活に向けた戦いに、今期も大いに注目したい。