4月下旬とは思えぬ寒さの中、浦安D―ロックス(以下、浦安)は4月22日、「NTTジャパンラグビーリーグワン2022―23」ディビジョン2順位決定戦第3節で三重ホンダヒート(以下、三重)と対戦。48対28で勝ち、見事優勝を手にした。
リーグ内1位の浦安と2位の三重が激突した今試合。先制トライを決めた浦安は、その後もトライを決める。
だが、前半15分には反則から足元が崩れる。ペナルティートライとイエローカードを受け、さらに1トライを奪われ、25分には14対14と同点に。その後、浦安は逆襲。相手陣地を獲得するゲインを4本決め、28対14で前半を折り返した。
後半2分には独走トライ、10分にはペナルティーゴールを決め、38対14に。その後も加点し、48対21とリードを広げた。三重は試合終了間際の4分間に猛反撃を展開、48対28で試合終了。今リーグディビジョン2での全勝優勝が決まった瞬間だった。
浦安に初優勝をもたらした、就任1年目のアッカーマンヘッドコーチは「全勝優勝を達成できたことは、戦ったメンバーだけでなく、ほかの選手、スタッフ、マネジメント、そして声援を送ってくれた方々の努力の賜物だと思う」と感謝。さらに、「目標は、あくまでディビジョン1に昇格すること」と語った。