ブリオベッカ浦安は8月28日、関東サッカーリーグ2022後期第5節で南葛SCと対戦し、1対1で引き分けた。
この試合を落とすと降格圏内が見えてきてしまう浦安と、負けると最下位と同じ勝ち点となる南葛。どちらのチームも決死の覚悟が見えた試合となった。
前半、浦安はデイフェンスに3人を配置する3バックで守備力を高め、相手の無失点を狙う。ドリブルやセットプレーで押し寄せてくる南葛のボールをうまくはじき返し、主に左サイドからの攻撃に終始した。
計画通り、無失点で折り返した後半は、4バックで攻撃力を高める形に切り替える。その結果、加藤大育のロングスローから藤岡優也が西袋裕太の打ちやすい場所にボールを落とし、西袋が狙いを定めてゴールを決めて1対0と先制した。
このまま守り切れば勝利となったが、絶対に負けられない相手の波状攻撃で終了間際にゴールを決められ、1対1のドローとなった。
都並敏史監督は、「前半と後半で様相が変わった試合となった。前半は相手に押されてしまい、得点のチャンスが得られなかった、後半は思い切って4バックに切り替えたところ、攻撃的に試合を展開することができた。次につながる試合ができたと思う」と話した。