日本国の未来は、働き方改革を政府が推進してから、どうなったでしょうか?
企業によっても違いますが、定時で終了!では、残った仕事が間違いなくあるはずです。それを補うために人を雇うことで、逆に人材難になっています。公立学校の先生の場合、定時にタイムカードを押して、サービス残業をしているのが実態で、クラブ活動さえ危ぶまれている状況です。
先日の札幌の児童相談所の事件も、警察から同行要請があったにも関わらず、人手不足を理由に断り犠牲者を出したりしています。政府はゆとり教育の失敗を認めていま すが、働き方改革とその世代が連動して、何かまた失敗を起こさなければ良いなと感じています。
人間、平等に扱ってもらうのは国からで、そもそも競争社会を子供のうちになくすこと自体が、今の働き方改革に繋がってきているのではないでしょうか? 戦後復興を支えてきた団塊世代の方に、日本を成長させて頂きました。これは国民性がもたらした成果であり、いきなり欧米風、北欧風をまねしてもいかがなものでしょうか?
この改革を改良しないと、優秀な人材は外国企業にとられ、中小企業は間違いなく経営難になります。イチローも王貞治さんも、成功者はすべて頭を使い、競争して、努力を惜しまないからこそ、素晴らしい成功者になっているのではないでしょうか?
いっぺんにするのではなく、まずは社会保障制度をしっかりしたものにして、働き方改革は、他国の真似事ではなく、日本国風のものに見直したいものです。