甲辰（きのえたつ ）～龍の如く～

　今年の干支は甲辰　

　あけましておめでとうございます。令和６年を皆様、どのように迎えられましたでしょうか。

　甲辰は十干十二支では、十干の１番目にあたる甲と、十二支の５番目にあたる辰の組み合わせで、「甲」は甲冑（かっちゅう）の「甲」の文字から、鎧や兜を連想させ、種子が厚い皮に守られて芽を出さない状態から、生命や物事の始まりを意味する、と言われます。また「辰」は「振るう」という文字に由来し、万物が振動し、草木が成長して活力が旺盛になる状態を表すとされています。このようなことから甲辰は（龍の如く）成長し、形がととのう年と言われます。

　さらなる発展に向け　

　今期最初の一般質問において、市の将来人口について質問。最新の推計では、３年後の２０２７年には、生産年齢人口（生産活動の中心にいる人口層１５歳以上６５歳未満）がピークに、またその１０年後の２０３７年には、人口自体も約１７万９千人をピークに、減少に転じることが明らかとなりました。

　人口構造の変化による課題として、「税収減」が挙げられますが、あわせて本市は現在、発展期から成熟期を迎え、今後、公共施設の老朽化に伴う建替えや大規模改修などの手当ても必要になってきます。こうした背景の中、引き続き安定した市民サービスを提供していくために、さらなる発展に向けた取り組みが益々重要になります。この間取り組んできた、市内３駅周辺の今後について、また交通アクセスの充実、子育て支援など、今年はさらに前進させるべく、積極的に取り組んで参ります。

　本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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