さらなるまちの発展に向け

　官民連携の推進　

　近年、市を取り巻く社会的環境は大きく変化し、行政需要は多様化複雑化していく中、生産年齢人口の減少による税収減や、高齢化による社会保障費の増大、公共施設の維持管理・改修などの対応と、これまで以上に行政経営の手腕が問われる時代となってきています。様々な課題に対応しながらも引き続き、良質な行政サービスを提供していくためには、これまで以上に、民間との連携・協力を進めていく必要があります。そのような中、市は令和４年度から官民連携推進課を立ち上げました。

　まちの魅力を高める　

　市は現在、「パークＰＦＩ」について検討を進めています。パークＰＦＩとは、公園に施設を設置して運営する民間事業者を公募により選定する制度で、民間の投資を誘導することで財政負担を軽減しつつ、公園の質や利便性を向上させることを目的とした制度です。都内などでは人の往来があるため積極的に活用されています。有名な事例としては公園内に見かけるようになった「スターバックス」などがあります。引き続き手法や取り組みについて先行事例を参考にしながら、より本市にあった提案をして参ります。

　市はこれまでの成長期から成熟期に入り、残された有効な土地も少なくなってきました。浦安駅周辺、舞浜駅北口、境川河口など開発の余地がある場所、また、契約更新が予定されている新浦安駅前プラザマーレや給食センターなどの施設や他の施設、施策・事業においてもあり方について再検証し、より魅力のある場、事業となるよう、積極的に官民連携による施策の推進を提案して参ります。

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