第55回関東サッカーリーグ1部前期第4節となるブリオベッカ浦安対CriacaoShinjuku(クリアソン新宿)の試合が4月29日、ブリオベッカ浦安競技場で行われた。
前半は、両チーム合わせてシュートがわずか3本(浦安は1本)と、動きの少ない展開となった。 後半立ち上がり、エリア内までボールを運んだ富塚隼が倒され、ペナルティーキック(PK)を獲得。自らキッカーを務め、ゴール内に収めて1点を先取した。
この1点で、浦安はようやくギアが入った。63分には、橋本龍馬のラストパスを受けた小島樹が、2点目となるフィニッシュを決めた。利き足ではない左足から生まれた芸術的なショットだ。同選手にとって、昨年秋以来となる得点となった。
3点目は、相手陣内の深い位置で瞬間的な波状攻撃を仕掛けると、バイタルエリアまで駆け上がった小泉隆斗が右足でゴール左隅へ豪快にシュート! 今季加入した同選手にとって、記念すべき初ゴールは、自慢の左足ではなくまさかの右足となった。
その後も、終始有利に試合を進めた浦安が3対0で快勝した。
浦安は、4試合連続勝利を挙げ、関東サッカーリーグ1部の首位をキープしている。今後もこの好調を維持し、「勝ち」を重ねていってほしいものだ。