第55回関東サッカーリーグ開幕を前にした3月31日、浦安市を拠点とするブリオベッカ浦安の都並敏史監督らを取材した。「火の玉集団」は全力で戦うことを誓った。
チームは昨シーズン、関東サッカーリーグ1部で2位となった。だが、日本フットボールリーグ(JFL)昇格はかなわなかった。
都並監督は「今シーズンは(昇格未達成の)くやしい思いをのせてパワーアップした」と語る。 取り組んだのがセットプレーの守備と決定力の向上だ。強みは「粘り強い守備」という。
コロナ禍だが、ファンの応援を受けて試合に臨む幸せを選手とともに感じている。
「恩返しをしたい。魂を込めてプレーする。私もベンチで戦う。元気、感動を与える」と意気込む。
今シーズンの目標としてJFL昇格を掲げた。「なんとしても、昇格する。一番の目標です」
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一時期、コロナ禍でサッカーができなかった。昨シーズン、活躍した小島樹(たつき)選手は「つらかった。サッカーやりたくてしかたなかった」と振り返る。
開幕戦を前に「うれしい。わくわくしている」と笑顔で語った。 引き分けではなく、勝ちにこだわる。点をとるべきときにとるという。
目標は「10得点。チームに貢献する」と力をこめた。
チームの合言葉は「全員 全力 最後まで」
さあ、みんなでブリオベッカ浦安を応援しよう。