浦安の水と緑を楽しむ「春まつり」が4月28・29の両日、市役所に近い境川と東小学校で開かれた。春恒例の親水イベント「カフェテラス」と「植木まつり」が合体。市が主催し、浦安商工会議所、浦安観光コンベンション協会、市緑化事業協同組合の協力で実現した。
「嫁入り舟」「植木まつり」合体
カフェテラスの境川エリアには、市内のホテル自慢の味や猫実東自治会、堀江1丁目自治会の焼きそばなどグルメの屋台が両岸にずらり並んだ。
メインイベントの「嫁入り舟」では今年から「浦安の舟」が使われた。28日には先頭を切って地元育ちの新郎、宇田川雄介さんと、新婦の藤居奈々さんを乗せた舟が、内田悦嗣市長の祝福を受けて、しおかぜ歩道橋わきをスタート。
神前式を挙げる豊受神社に近い江川橋までゆっくりと進むと、両岸から「おめでとう」と祝福する声があがった。
昨年、20年ぶりに復活した漁の安全と豊漁を祈る伝統行事「水神祭」も行われ、御座船がお囃子の音船と踊り船、両岸から投げ入れられるおひねりを玉網で受け取る船を従えて境川を進んだ。
ステージでは子供たちのダンスや歌、高校生の吹奏楽などが披露された。
一方、植木まつりでは東小グラウンドを花と緑が埋めた。緑化団体の活動紹介や花苗、植木の販売コーナー、観葉植物やブルーべリーなどの苗木無料配布が人気を集
め、子供たちにはカーネーションがプレゼントされた。