“光の乱舞„交通公園でホタル狩り 5月連休明けにも

 浦安でホタル狩り―。市交通公園で育てているホタルの成育が順調。展示室の一角に黒幕などで設ける暗闇の部屋で “光の乱舞” が5月連休明けから下旬にも見られそう。

 ホタル展示のため、暗闇の部屋で生育しやすいような自然環境そっくりなジオラマを再現。大きさは1.8メートル四方。3分の1ぐらいを土壌で盛り上げて、なだらかな傾斜をつけ、水を入れる。土壌には草や木を植え、ホタルが住みやすい環境を作った。

ホタルが生息するジオラマ

ホタルが生息するジオラマ(イメージ)

ホタルの幼虫とカワニ ナ

ホタルの幼虫とカワニナ(大きいほう)

 同園によると、昨年、同園のジオラマで生まれた数百個のヘイケホタルの卵が孵化、幼虫になる。1 ~ 2ミリと小さく、1年かけて育てる。餌は巻貝の一種、カワニナなどで、このままでは大きくて幼虫には食べられないので、細かく刻んで与える。餌を食べながら脱皮を繰り返し、水中から土壌が上がり地中にもぐってサナギに。20日程度で羽化。ジオラマ内を飛び
回る。
 お尻のほうには、光を出す発光器がオスには2本、メスには1本ついていて、飛びながらピカッ、ピカッと光る。寿命は短く、1 ~ 2週間という。

 ホタルは環境の変化に弱く、育てるのに気を遣うのは水温とカビ。ジオラマ内の水温は、初夏の外気と同じ約25度を保つ。それでも外気の影響を受けるので、温度は常にチェック。餌は生き物を与えるので水も汚れやすく、草などにはカビが生える心配がある。ホタルはカビに弱く、気を抜くと死滅する恐れがある。

 ジオラマ内で飛び回るのは数百匹。チーフ飼育員の山川佳一さんは「ホタル飼育は気を抜けません。飛びながら発光する様子はきれいで、子供たちが喜んでくれるのが励みになります」という。
 田島佳之園長は「長年ホタル飼育を続けていますが、いつが見頃とはなかなかいえない。これまでの経験から5月下旬までは見られそう」と話す。
 近所の女性(70)は「交通公園でホタル狩りができるなんて知りませんでした。孫と一緒に見に行きます」と楽しみにしていた。

 公開はホタルが発光を始めた日(5月初旬)から休園日(月曜)を除いた10時~14時。無料。
【問】でんわ047・351・4083。


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