浦安D-ロックス(以下、浦安)は3月23日、「NTTジャパンラグビーリーグワン2023―24」第9節で、九州電力キューデンヴォルテクス(以下、九州)と激突。7対6で競り勝った。
雨が降りしきる中、試合開始。前半戦は、互いに一進一退の攻防が続き、浦安はなかなかチャンスを見いだせない。膠着状態が続き、試合が動いたのは33分。浦安の反則から九州がペナルティゴールを決め、0対3点とリードを許す。
後半に入っても、浦安はミスなどで効果的なアタックができない。10分には、布陣を変更して再三攻撃を仕掛けるが、得点につながらない。0対3のままの状態が続く。
雨足が強くなった30分過ぎ、九州の攻勢が続く。浦安は反撃に転じるが、なかなか得点を奪うことができない。34分、ボールを奪い合う密集戦から浦安が今試合初のトライを決めて7対6に。そのまま試合終了となり、浦安は接戦を制することができた。
アッカーマンヘッドコーチは「うまくいかない時間を耐え、ここぞという場面で全員が仕事を果たして最後にトライを取ることができた。悪天候の中、勝てたことが良かった」とうれしさをにじませた。
レギュラーシーズンも残り2試合。浦安は今試合終了時点で8勝1敗となり、リーグ内で首位を保持している。勝ち点を挙げ、最終節に有終の美を飾ってほしい。