浦安商工会議所(柳内光子会頭)の第52回総会が3月27日、シェラトングランデトキョーベイホテルで開かれ、30年度の事業計画などを承認した。総会には会員や内田悦嗣市長、西川嘉純市議会議長らが出席。
柳内会頭はあいさつで「創業者支援を充実させるため、インキュベーション施設を設置。若い人の育成に力を入れる。イトーヨーカドーの跡にはスターツ社が食品館などの施設を造ってくれる。会議所は未来に向かってまい進していく」と述べた=写真。
事業計画では、2020年の東京五輪・パラリンピックを目指して浦安市内ではホテルの新設や増室、マンション、戸建ての開発が行われ、新たな集客と人口増加が期待される。
一方で少子高齢化問題は、中小企業の人手不足、事業継続が困難などの影響が生じ、消費の後退や商店街の空洞化につながる。
この状況下、浦安商工会議所は地域経済活性化の中核拠点として活動。これらの問題解決のため ⑴中小企業への支援 ⑵地域活性化への取り組み ⑶商工会議所の組織・財政・運営基盤の強化を重点事業項目として進める案などを承認した。
総会ではジャーナリストの櫻井よしこ氏が「今日本が直面する内外の課題」と題して記念講演した。