考えよう、猛暑の防災

こんにちは、毎田潤子です。 九月一日は『防災の日』。過去に関東大震災が発生した日であり、例年九月は台風が多く発生するため「災害への準備を怠らないように」という戒めの意味も込められています。
そして近年の日本は九月・十月に入ってからも未だ真夏の暑さ。台風や豪雨、大地震などの災害への備えも、猛暑の場合を想定しなければなりません。
例えば真夏の災害では「停電」が起こるかどうかが一番の問題です。エアコンや扇風機などの冷房機器が全て止まってしまうと熱中症へのリスクがぐんと高まり、命の危機に繋がる可能性があります。
過去の災害でも、避難所の暑さが大きな問題になりました。
平成十九年の真夏に発生した「新潟県中越沖地震」では、住民は熱中症リスクが高い中での避難生活を余儀なくされました。エアコンが使えず暑さで窓を開けると、そこから虫が入ってくる。「暑さ」「衛生面」「虫」など、冬場とは異なる課題に悩まされたそうです。
言うまでもなく、季節・昼夜問わず、災害はいつ発生するかわかりません。自治体は季節や時間帯などで変わる様々な被災時の状況を想定し、対策を講じる事が必須となります。
また指定避難所や福祉避難所における発電機の整備状況や、現在の備蓄品の有効性を改めて検証することも重要であると考えます。
けれども、災害時は自治体の準備だけでは限界があることも事実です。
暑さ対策も含め、いざという時に命を守る行動がとれるよう、一人ひとりが「自分の身は自分で守る」という自助の考えを持ち、日ごろから災害に備えておくことが大切です。

プロフィール
高洲1丁目在住。
浦安市議会議員三期目・浦安市少年野球連盟会長・浦安市ソフトボール協会相談役。明治大学公共政策大学院修了
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