開園40周年を1カ月後に控えた東京ディズニーリゾートでは、4月10日から期間限定で、40周年を記念したメニューを販売する。そこで、今回のメニューにかける思いやこだわりなど、開発に携わったシェフの言葉を紹介する。
東京ディズニーランドで本格的なパスタ料理を提供する「イーストサイド・カフェ」では、8月31日までの期間、”スペシャルセット” を販売。「前菜、パスタ、デザートのプレートそれぞれで、今回の40周年でモチーフとしている彩りや繋がりを表現しています。前菜のプレートは、40という数字にちなんでこだわりの前菜4種を盛り付けてあります」と話すのは、斎藤信弘シェフ。
メインディッシュは、海老とムール貝、蟹が入ったトマトクリームソースのスパゲッティで、40周年のテーマカラーの1つであるオレンジ色を表現して、魚介の旨味がたっぷりつまった食べ応えのある一品だ。
「今回、私がシェフになってから初めて、アニバーサリーイヤーを迎えるにあたり、試行錯誤を重ねてこのメニューを開発しました。ゲストに召し上がって頂くためまでにはレストランのさまざまな役割のキャストとの協力が不可欠です。『イーストサイド・カフェ』のキャスト全員が一体となって、この特別なメニューをゲスト一人ひとりにお届けできるよう準備をしています。このメニューを召し上がって頂き、ゲストに40周年の祝祭感を感じていただけたらと思っています」と思いを語った。
10月31日まで、40周年をお祝いする “スペシャルランチセット” と “スペシャルディナーコース” を提供するのは、東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントに位置する豪華客船「S.S.コロンビア号」のメインダイニングである「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」。
長島哲朗シェフは「スペシャルランチセットのアペタイザーは、鶏のレバームースにライムの香りづけをした一品となっています。色鮮やかな紙吹雪で40周年をお祝いしているその瞬間を切り取ったシーンをイメージしています」と、工夫されたメニューのポイントを話した。
メインディッシュは、レストランのスペシャリテであるローストビーフとオマール海老のオーブン焼きだ。レストランのテーマであるアメリカらしい豪快な盛り付けが目をひくメニューとなっている。
「東京ディズニーリゾート40周年にお越しいただいたゲストが船内の洗練された雰囲気を感じながら、想像力を掻き立てられるよう、メニュー全体で祝祭感を表現しました。お好みのドリンクと合わせ、お料理とのマリアージュをお楽しみください」と長島シェフ。
特別な期間限定メニューで、40周年記念の上質な食体験を満喫してみては。
※メニューの内容は予告なく変更になる場合や、品切れや販売終了となる場合あり