すべての人に優しい 千葉県の実現(5)

宮坂奈緒 議員

　多様な意見が反映される環境　

　女性議員がいることで行政・地域などの現場に多様な価値観や新しい視点、創意工夫をもたらし、更には自然災害の多い我が国で、防災・復興において女性の視点がより活かされることは、国全体の活力や地域の安心・安全にもつながっていくということを知って頂きたい。私が選挙中にお訴えさせていただいたうちの一つです。

　現在千葉県議会議員定数９４名のうち女性議員は１３名。その中で自民党５３名のうち、私を含め３名の女性議員が誕生しました。政治分野における男女共同参画推進法にはまだまだ達成とはいきませんが、女性の視点から見て暮らしやすい社会の制度や、仕組みを作る環境に近づいたのではないかと感じています。

　ワーク・ライフ・バランス　

　千葉県では、【”社員いきいき！元気な会社” 宣言企業】と銘打ち、仕事と生活の調和を実現できる社会づくりのため、誰もが働きやすい環境づくりに積極的に取り組む企業を登録し、社名や取り組み内容を千葉県ホームページで紹介しており、浦安市でも１４企業が登録されております。仕事と仕事以外の生活が両立できるような配慮といった両立支援についての積極的な取り組みや、多様な働き方の推進、地域の次世代育成支援に協力・参画する取り組みは、育児・介護休業を取得しやすい職場環境を確立していく大切な一歩です。

　多様な働き方ができる職場、取り組み企業の増加に向けてこのような事業を周知し、今後も性別を問うことなく働ける環境づくりをサポートしていきます。

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（プロフィール）
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員３期１２年。自由民主党千葉県支部連合会女性局長。
浦安ライオンズクラブ。浦安市華道協会。
平成３１年４月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在２期目。