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認知症の市民が住み慣れた地域で生活するために 認知症サポーター講座

認知症の市民が住み慣れた 地域で生活するために 認知症サポーター講座

浦安市は認知症サポーター養成講座を開いている。認知症の市民が住み慣れた地域で生活するためには支え合いが必要だ。温かく見守るための一助となりそうだ。

市高齢者包括支援課によると、講座は1回、90分。講師が高齢化社会の現状や認知症の症状、認知症の人と接するときの心構え、サポーターができることなどを説明する。受講者にはテキストとオレンジリング(認知症サポーターのあかし)を贈呈する。

認知症の症状としては (1)日常生活でできたことが計画的にできなくなる (2)時間や場所がわからなくなる (3)ルールを守ることや配慮することが困難になる (4)買い物や調理などの手順がわからなくなる、などがあげられる。
接し方のポイントとしては (1)自尊心を傷つけない (2)やさしい口調 (3)急がせない (4)話をよく聞く などが大切という。

講座は毎月1回のペースで公民館などで開催している。11月21日には市役所会議室で開いた。次回は12月21日午後1時、当代島公民館で開催する予定だ。
「ともづな新浦安」(新浦安駅前地域包括支援センター)の担当者は「大学などから要請を受け、”出前講座” も行っている。寸劇形式で理解を深めてもらうこともある。若い世代が認知症に関心を示しており、心強い」と語る。

市高齢者包括支援課の担当者は「講座は平成18年から始め、8千人を超す市民が受講している。認知症は身近な問題だ。受講者を増やし、やさしい街づくりを進めていきたい」と受講を呼びかけている。問い合わせは高齢者包括支援課(047・381・9028)

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