浦安市郷土博物館で11月23日、「青ベか物語」の朗読会=写真=が開催された。小説家・山本周五郎が昭和初期に過ごした漁師町の浦安をモデルに描かれた同名の小説を、「朗読あおべか」のメンバーが情緒豊かに語り、物語に奥行きを与える。
「発声は、それぞれ練習しています」と話す語り手のよく通る声、当時の方言を交えたセリフの言い回しに引き込まれ、懐かしい町の情景が浮かぶようだ。「この朗読会で、生きている言葉の響きを聞いてほしい」と、サークルの指導者の市川善次郎さん。
月に1度開催される同イベント、次回は12月15日(土)開催予定。