舞浜3丁目の液状化工事 市長が中止を発表

舞浜3丁目の液状化工事 市長が中止を発表

 浦安市の内田悦嗣市長は5月26日、舞浜小で開いた「舞浜3丁目地区市街地液状化対策工事説明会」で、同地区の事業を中止することを正式に伝えた。説明会には住民約180人が出席。

 内田市長は「同地区の広範囲にわたり埋設されているドレーン材(織布製水抜き材)に対応した工事を実施するには騒音や振動など住民生活に大きな影響を及ぼすため苦渋の決断だが事業中止の結論に達した」と説明。
 これを受けて市は同地区の戸建て住宅地393戸を含めた関係者500人に文書で工事の中止を通知した。

 一昨年12月から始まった舞浜3丁目の一部戸建て住宅地の格子状地盤改良工法による対策工事。地下から想定外のドレーン材が工事用機械に巻きつき、地中壁に十分な強度が出ないなど支障が出たため工事は中断したまま。
 このため市は1月に住民に現状を説明し、セメントを圧送する車載プラントを設置して工事を続けるかなどの意向調査を宅地所有者ら912人から実施(3月19日で約8割が回答)。3月24日に再度、住民に説明会を開いた。
 その結果、同プラントでの工事継続希望は約78%で、当初の事業決定の約95%に比べ17ポイント下回った。このプラントは対象区域内の道路に1路線当たり3~4か月設置し、延べ28か月稼動。住民に騒音や振動、交通規制など負担がかかるうえ、24路線に配置が必要とされた。

 石井一郎副市長は3月26日の記者会見で「工事継続は困難。中止せざるを得ないと判断した」ことを明らかにしていた。


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