NTTコミュニケ―ションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(以下、浦安)は2月26日、「NTTリーグワン」第7節で東芝ブレイブルーパス東京と試合に臨み、22対21と1点差で勝利をもぎとった。
開始3分、風上に立った浦安は相手にいきなり先制を奪われ0対7とリードを許してしまう。前半13分には、相手選手がシンビン(10分間の一時退出)となり、15人対14人と数では優位となるが、なかなかチャンスをものにできない。7点を追いかける浦安は前半23分、フォラウがチーム初のトライを決めて7対7の同点とした。
その後、相手がスペースに巧みにボールを運ぶアタックで勝ち越しトライを決め7対14と再び7点差となる。前半終了直後の39分、本郷泰司が見事なトライを決め14対14と同点として試合を折り返した。
後半は、28分までお互いにミスなどがあり一進一退の状態が続き無得点の状態が続く。その後、ブラックのPK成功で17対14と浦安が勝ち越したが、残り時間10分でキャプテン・金正奎が反則のためシンビンとなり、14人で戦うことに。直後に、相手がゴール目前から勝ち越しトライを決め17対21とされたが、浦安の石井魁がゴールを外したもののトライを決め、22対21と劇的に勝利を決めた。
ロブ・ペニー監督は、「選手を誇りに思います。ここ3、4週間は厳しい状況でしたが、忍耐強く熱意のあるプレーをグラウンドで見せることができました。東芝ブレイブルーパス東京のようなクオリティーの高いチームに勝つことができ、結果にはかなり満足です。ファンの皆さんにもエキサイティングな試合を見せることができたのではないかと思います」と語った。