トールペイントでデビューして20周年を記念した「関根和子さんトールペイント展」が10月18日から20日までの3日間、市民プラザWAVE101で開かれ、人気を集めた。
関根さんは29年前、日本では馴染みのなかったトールペイントを友人の紹介で知った。絵が好きで県展で入賞する腕前だった関根さんは、このトールペイントを本格的に学んだ。
そしえ板に絵を書く面白さに惹かれ、最初のうちは見本通りの絵を書いていたが、教室にも通い、本格的に腕を磨いた。家具などにも絵を書くようになると、周りからも褒められるようになり、次第に独自のオリジナルの作品を描くようになったという。
ヴォーグ社から免状をもらい、講師の資格も取った。自分で制作して楽しむためだけでなく、後進を育成することも務めではないかと思い、自ら教室を開き、普及にも努めてきた。その成果を記念した今回の展覧会だった。