17年2月オープン客室数1千室超へ
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(舞浜)の長田明総支配人は4月16日、記者会見し、同ホテルに新たに175室を増設するアネックス棟プロジェクト計画を発表した。細部は今後、煮詰めるが、2017年2月のオープンを目指すとしている。同プロジェクトが計画通り進むと、客室数は1千室を超え舞浜地区最大規模になる。
この日の会見で長田氏は、開業30周年を迎える2018年を見据えた戦略を説明。
1988年4月にオープン。地上12階、地下1階、延べ面積約10万7千m2、802室(1906人収容)の同ホテルを、7月中旬のリニューアルで841室(2871人収容)に増設する予定を明らかにした。
また、ホテルの現状について「TDRの来場者が昨年3100万人。訪日外国人が1300万人となり、これに伴い海外からの利用客が20%前後まで伸びている。国内の利用者が1・3泊なのに、海外客は3泊以上のため健康志向で長期滞在が増えそう」などと分祈。レストランなどを充実させるとした。
一方、多様化する旅行形態に対応、国内三世代ファミリーなどに「ホテルの中の旅館」をコンセプトに、充実のおもてなしを提供する「ジャパ二ーズスイート(和洋室)」9室を用意するという。