1月30日、東京ベイ東急ホテルによる「シェフのリモート料理教室」が開催された。
シェフの手ほどきを受けられる上に、後日、郵送で土曜・祝日にも利用可能なホテルランチ券が届く特典付き!これは是非にと参加手続きを済ませたものの、ZOOMは初めてなので1人は不安。
そこで、知人をメインに姪っ子にもお願いして3人でスタンバイする事に。
当日午前10時から材料の用意を開始。メニューは “鶏肉と春野菜のラグー仕立てパスタ” と “春野菜のリポリータ”。リポリータの方はどうやら、スープらしい。
10時30分にZOOMを設定した。塾のリモート授業に慣れている姪っ子が、いとも簡単にミーティングIDとパスワードを入力して入室完了。
材料の用意も整い、11時にいよいよ開始だ。担当シェフ「レストラン コーラルテーブル アシスタントシェフ」の堀江俊之さんが登場。”リポリータ” とはトスカーナ地方の伝統的な煮込み料理だそう。州都はフィレンツェで中央部に位置する。「ローマやミラノ、ベネチアを結ぶ拠点で、日本でいうと大阪という感じです」とのこと。地図を使っての説明がわかりやすく、豆知識も勉強になる。
まずはスープの食材をカットし、オリーブオイルで炒める。菜の花を下茹でする際に小さじ半程度の塩を加える。これで「えぐみ」を除けるそうだ。水を加えて煮込み、その間にパスタに取り掛かる。
シェフの手さばきに追い付かず、もたつくと焦って説明を聞き逃し、「え?今、何て言った?オリーブオイル大さじ何杯?」「わからないー」と、3人で一瞬パニックになることも。そんな時は冷静に、シェフに質問する。すぐに応えてくれるので、即解決!
一般家庭ではパスタ用のお湯の用意やオーブンを設定するのに時間がかかり、シェフの進行から取り残される事もしばしばだ。そんな中でも後半には、メニューにはない大好きなとろけるチーズをスープに「追いチーズ」をアレンジする余裕も。
11時から始まった料理教室は、予定通り12時に終了。それから遅れる事5分ほどで、無事2品を完成! あっという間だった。
じっくり材料を煮込んでいるので、野菜や鶏肉の旨味がしっかりパスタに絡まり、スープも奥深い味わいに仕上がった。春キャベツや菜の花、グリンピースなど、旬の味覚がたっぷり詰まったレシピ。
普段、どう使ったらいいのかがわからず、使用した事がないものの、どれもスーパーで簡単に揃えられる食材がたっぷりだ。「バランスが良く、料理も簡単で彩りも華やか!」と3人で感動。家族にも「すごく美味しい」と好評だった。