浦安観光コンベンション協会(及川力会長、法人会員86人、個人会員29人)の2023年度(第14期)通常総会が6月20日、浦安ブライトンホテル東京ベイ1階フィーストで開かれた。
総会には会員31人と来賓5人が出席した。
席上、2022年度の事業報告が行われ、「2020年に発生した新型コロナウイルスの感染拡大で観光産業は大きな影響を受けたが、2022年10月に外国人個人観光客の入国再開や全国旅行支援が行われて、観光需要の回復の兆しが見られた」とした。
そのうえで、「本協会でも、ポストコロナ、ウイズコロナを見据えて事業の再検証を行った」と語った。
さらに、(1)空港や都心からの交通アクセスの良さ (2)テーマパークと1万2000を超える客室を有するホテル群など他の都市にはない優位性を活かした観光事業の促進 (3)浦安の魅力発信と受け入れ環境の整備―の3点を事業方針に据えて、「MICE(ビジネスイベント)や教育旅行の誘致活動や釣り船、屋形船の振興に取り組んだ。 他には千葉県旅行サービス手配業の登録や明海大学、南房総市観光協会との事業連携についても継続して取り組んできた」と報告した。
また、浦安の魅力を伝えるため、県などが主催する「物産品展への出店」や「乗合屋形船を運行した」と語った。
なお、及川会長はこの日をもって辞任し、新会長にホテルオークラ東京ベイ副総支配人の田原満さんが就任した。