浦安音楽家協会は3月18日、浦安音楽ホール(新浦安駅前)でシネマ&ミニコンサートを開く。天才ピアニスト、ショパンを主人公にした伝説の名作映画「別れの曲」を上映。同協会会員のピアニストがショパンゆかりの曲を演奏する。
この映画は1934年にドイツで製作された。物語の舞台は19世紀のポーランドだ。ロシアの圧政に対して独立の動きが高まっていた。若きショパンは地下運動に加わる。激動の時代を背景にショパンは、歌手志望の少女と恋に落ち、彼女のために作った曲を贈る。だが、ふたりには悲しい別れが迫ってくるのだ。
映画上映後、クラシック界で響きの良いホールとして高い評価を得ている浦安音楽ホールで、浦安音楽家協会会員のピアニスト、曽田香代子さん、金子香代子さん、中島美奈子さんが「別れの曲」「幻想即興曲」「華麗なる円舞曲」などを演奏する。
名画の余韻にひたりながら、ショパンのピアノ作品を楽しむことができる。最上の春のひとときとなりそうだ。
午後1時半、開演。当日券2千円(前売り1700円)。全席指定。前売り券は浦安音楽ホール5階受付カウンターで販売。