浦安市は令和5年度のオリンピック・パラリンピック等選手補助金の育成選手に6人を指定した。令和5年10月8日、バルドラール浦安アリーナ(総合体育館)で指定証授与式が行われた。
指定されたのは 佐竹清亮選手(マウンテンバイク)▽吉川颯姫選手(カヌー)▽橘龍平選手(車いすテニス)▽北川凛生選手(水泳)▽藤城心選手(柔道)▽新村美羽選手(バドミントン)
この補助金事業はオリンピック・パラリンピックなどをめざす、市内在住で高い意欲のある優秀な選手の育成を図るものだ。平成27年度から実施している。
授与式では内田悦嗣市長が「夢に向かう浦安の若きアスリート。皆さん、頑張ってください」と激励した。
◇選手紹介
指定された選手たちを紹介する。
佐竹選手は小学1年生で自転車競技を始めた。自転車競技にはいろんな種目があるが、山の中を走るマウンテンバイクに関心を抱き、専念している。将来は五輪でメダルを目指す。
吉川選手は兄がカヌー競技に取り組むのを見て小学生のとき、境川でカヌーを始めた。国際大会の水準の高さを認識しており、練習を重ねてパリ五輪の次のオリンピックに目標を定める。
橘選手は小学生で車いすテニスを始めた。大会で活躍する選手の迫力あるプレーに感動。練習に励んでいる。大会の優勝経験者だが、さらなる実力向上を目指す。
北川選手は3歳で水泳を始め、小学生のとき、選手コースに進んだ。大学水泳部に所属。令和6年春に行われる選考会に出場し、パリ五輪の切符をつかむと意気込む。
藤城選手は小学1年生で柔道を始めた。世界で活躍するとともに人としての成長を目標に掲げる。母親に金メダルをプレゼントするのが夢という。