
衆議院選挙は10月31日、投開票された。地元・千葉5区(浦安市、市川市の一部)では4人が立候補し、激しい選挙戦が展開された。
立候補したのは立憲民主党の新人、矢崎堅太郎氏、国民民主党の新人、鴇田敦氏、日本維新の会の元職、椎木保氏、自民党の前職、薗浦健太郎氏。
薗浦氏は政権中枢で首相補佐官などの要職を務めた実績をアピールして5回目の当選を狙った。浦安市では自民、公明系の市議らが応援した。
矢崎氏は浦安市選挙区の県議を4期、務めた。浦安市では知名度が高く、立民や無所属系の市議らが応援した。鴇田氏、椎木氏の陣営は浦安市内などで選挙カーを走らせ、支持を訴えた。
開票の結果、薗浦氏が当選を果たした。
薗浦氏圧勝 喜びを爆発
衆議院選挙で千葉5区で5期目の当選を果たした自民党の薗浦健太郎氏が10月31日午後8時50分ごろ、選挙事務所に姿を現すと、歓声があがり、多くの支援者が拍手で迎えた。選挙戦で日焼けした薗浦氏は支援者とともに万歳三唱して、喜びを爆発させた。
薗浦氏は「厳しい選挙戦だったが、大勢の方々のパワーで当選することができた。コロナ対策や経済の立て直し、安全保障など選挙戦で約束した仕事をしていきたい」と語った。
薗浦氏は選挙戦で「安心できる国へ。挑戦できる社会へ」を掲げ、中等教育、高等教育のさらなる負担軽減、日米同盟に基づく「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現などを訴え、支持を広げた。