30年先の浦安を創っていく 浦安市議会の議会改革

浦安市議会では現在、議会改革を進めています。議会基本条例制定を目指して議論を重ねているところです。現在は、昨年9月に行った市民アンケートの集計分析、条文案について議論しています。議会改革を進めることが、どう市民に影響するのでしょうか。
議会改革の構成要素は3つに分類されます。議会の情報をオープンにする「情報共有」、住民の意見を聴く機会を設ける「住民参加」、情報共有や住民参加を推進するための議会制度を整備する「機能強化」です。
議会で行われていること、市の課題を映像や資料を議会のホームページに公開し、SNSでも発信をする。意見交換会を開催して、市民と議員との意見交換をして政策を一緒に考える機会をつくる。集めた意見を元に議員間で議論を行い、議会としての意見を集約して提言をする。これらは一例ですが、議会の理念や議会として行っていくことを条例で定めることで、議会の力は強まり、市民意見も反映されやすくなります。
議員は4年に1度の選挙で入れ替わりますが、議員が入れ替わっても議会の役割は変わらず果たしていける体制を整えることが必要です。そのためにも条例で方向性を定めることが重要となります。
議員個人の活動も大切ですが、議会組織としての活動は大切です。私は政治家になろうとするまで浦安市議会の知り合いはいませんでしたし、日中は仕事もあり傍聴などとてもできませんでした。議員の知り合いがいなくても、日中忙しく普段から議会をチェックできないという人も、思い立った時に意見を伝えられる、市民にとって身近な浦安市議会を目指したいと私は考えています。
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プロフィール
昭和55年浦安生まれ。慶應義塾大学卒。一新塾出身。
オムソーリ・プロジェクト代表。
平成31年4月市議会議員選挙に当選し現在一期目。