消火器無償貸与復活へ 来年度から市民要望に応える

 浦安市内の多くの家庭に備えられていた消火器が消えてから4年。同市が無償貸与事業を中止したためで、市はこの方式を復活する検討を始めた。議会で認められれば来年度から実施する。

無償貸与の消火器

 昭和40年代、市内には木造家屋の密集地が多く、大火事が心配されていた。このため市は同47年度から消火器の無償貸与事業を開始。なかなかの人気で、市内の多くの家庭で備えられた。その後、急速に共同住宅化、燃えにくい鉄筋コンクリートのマンションが続々誕生。「消火器は無用」との声が多くなり、平成25年度で無償貸与を中止した。
 現在は市内の共同住宅化が70%になっているが、28年度は建物火災31件、車両火災など45件が発生している。部分焼が多く、大火になったケースはない。家庭での天ぷら油の過熱、ストーブの消し忘れなど、家庭内のミスからの発生が多い。

 いまでも転入者には消火器を無償で貸与している。この消火器=写真、高さ約50センチ、重さ約4キロで、少し扱いにくいという。来年度から無償貸与を予定しているのは、いま配置している消火器より小型で軽く、扱いやすいタイプを選ぶことにしている。
 市には市民から消火器の無償貸与事業を再開してほしいとの声が多数寄せられている。


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