超ベテランから小学生までが熱演 浦安囃子保存会70周年公演

 台風22号の雨もものかは、コミカルに、重厚に―。浦安市無形民俗文化財、浦安囃子保存会(杉山徳生会長)の「結成70周年記念公演」が10月29日、市文化会館小ホールで開かれた。定員355席は満席となり、訪れた市民らは超ベテランから小学生までの熱演に惜しみない拍手を送っていた。

400 歳の調べ

超ベテランの「400 歳の調べ」に観客は聴き入った

浦安小お囃子部員・祭り囃子

浦安小お囃子部員らが祭り囃子を演奏

宝剣泥棒

コミカルな演技で笑いを誘った「宝剣泥棒」

寿獅子と大黒舞い

寿獅子と大黒舞いには〝おひねり〟も

 公演は第1部の大太鼓(宇田川満夫)、締太鼓(杉山会長、熊川登)、笛(内田代喜)、鉦(宇田川一郎)の5人のみなさんで演奏する浦安囃子「400歳の調べ」でスタート。テンテンヤァ、テケテンテンテンテン…というあげから始まった。
 先輩の伝統を受け継ぎ、次代を担う会員の浦安囃子、さらに保存会70年の歩みの映像をバックに、若手会員と浦安小お囃子部員(3~6年)が祭り囃子を演奏した。
 第2部は里神楽「宝剣泥棒」。翁が旅に出るため、中間2人に21日間、寝ずの番で家宝の大和武尊の宝剣を守るよう命じたが…。中間役の2人のコミカルなやり取りが会場の観衆の笑いを誘っていた。
 フィナーレは保存会のさらなる発展と来場者の幸せを祈願して寿獅子と大黒舞が上演された。
 縁起ものの寿獅子には “おひねり” をもった観衆が詰めかけ、大盛り上がりだった。

 浦安囃子保存会は昭和21年、自分たちの手で、まちに活気を取り戻そうと5人の漁師(板倉亥之助、三矢光太郎、宇田川庸蔵、泉沢音次郎、三橋巳之助のみなさん)が、隣接の東京・江戸川区鹿骨地区に自転車で通って習い始めたのが始まり。
 翌22年、浦安囃子睦会を結成。昭和50年に、市無形民俗文化財に指定された。その後、浦安囃子保存会に改めた。


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