明海大、地域観光担う中核人材育成 浦安、東北、関西からも応募者

ホスピタリティ、ファイナンスなど学ぶ

 急激に拡大している国内外の観光需要を見据え、明海大は10月21日から地域観光産業を担う中核人材(ミドルマネジメント)育成プログラムをスタートさせる。観光庁の補助事業で受講料は無料。20人の育成対象者に対し、東北や関西はじめ地元浦安からの3人も含め定員を上回る応募者が集まった。

明海大キャンパス

地域観光産業担う中核人材育成プログラムがスタートする明海大キャンパス

阿部・神末両教授

講師を務める阿部(左)と神末両教授

 同大では選考を急ぎ、12月までに土日で10回の講義とディスカッション・ワークショップ・プレゼンテーションを集中して実施し人材を育成する。
 海外からの訪日観光客(インバウンド)は今年9月で、すでに2千万人を超えるなど観光庁の予測を上回るペースで増えている。政府の観光ビジョンでは東京五輪・パラリンピックが開催される2020年に四千万人、2030年には六千万人を目指している。
 こうした状況を受け、同大は企業や団体、さらには同大ホスピタリティ・ツーリズム学部卒業生千四百人などへの1年にわたる聞き取り調査で、宿泊施設の中核人材の育成が急務でニーズが高まっていることが裏付けられたという。

 この講座は同大ホスピタリティ・ツーリズム総合研究所が「宿泊業から日本を観光立国へ」というメインテーマで、一流ホテルのコンシェルジュやハワイ・ロッジング・ツーリズム協会などと連携、地域観光の宿泊施設での中核人材育成を目指す。
 具体的な育成プログラムでは (1)期待される日本のホスピタリティ(原点確認、マインド整理、共有、確立など) (2)宿泊施設のファイナンスの基礎と最新情報など (3)人材育成とモチベーション―の宿泊事業の中核を担うために必須の3要素の習得が目標。さらに、地域観光活性化の基礎と最新情報も学ぶ。
 講師陣は日本のホスピタリティ研究の第一人者・阿部佳、神末武彦同大両教授はじめホテルファイナンスの専門家など内外の業務経験を持つ実務家が担当する。
 この講座は明海大はじめ全国6大学で実施される。


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