地震災害時の危険性80%、防災まちづくり必要性95%

堀江.猫実元町中央地区住民アンケート報告会

 堀江.猫実元町中央地区住民の80%が地震災害時の危険性を感じ、95%が防災まちづくりの必要性を認識していることが9月23日、中央公民館で行われた住民アンケート報告会でわかった。まちづくりの課題では、消防車通行可能な道路整備が336通でトップ、次いで身近な避難経路の確保が218通。
 市はこの結果を受け、(1)「防災まちづくり方針」の策定 (2)新橋周辺広場の整備―を先行して取り組む。住民の意見を具体的に反映させるため、11月から来年2月にかけ、5回の防災まちづくり勉強会のワークショップを経て、3月に防災まちづくり方針案説明会を開く予定。

水上から消火作業の提案も

境川の水上から船での消火作業の提案も市民から出た=右が堀江、左が猫実

 防災アンケートは6月~7月にかけ、堀江2丁目(一部).同3丁目(同)と猫実3丁目、同4丁目の元町中央地区(35ヘクタール)の世帯を対象に2582通のアンケートを配布して実施。回収率は504通(約20%)だった。
 おもな調査結果を紹介する。

【回答者の属性】
 年齢では40歳代と70歳代がそれぞれ16.5%でトップ。次いで60歳代が16.3%。30歳代が11.1%、50歳代が9.9%で各世代から幅広い関心がうかがえる。世帯構成では親子31.9%、夫婦21.8%、三世代6.5%で約6割が家族世帯。単身世帯も25%を占めた。
 地域的には猫実3丁目が回収数158(回収率18%)▽猫実4丁目が同154(同20%)▽堀江2丁目が同99(同23%)▽堀江3丁目が同92(同19%)で、ほぼ平準化。
【災害時の危険性と防災まちづくりの必要性】
 住んでいる地区に災害時(特に地震時)の危険性を感じているのは「なんとなく」42.3%、「強く感じる」38.5%で合わせて80.8%に達している。
 住んでいる地区に防災まちづくりの必要性を認識しているのは「必要」が63.1%、「できれば取り組むべき」が32.3%で、合計95%以上が必要性を認識している。

1位は消防車通れる道路整備

【まちづくりの課題】
 全体では (1)消防車などが通れる道路整備が336通 (2)身近な避難経路の確保が218通。次いで塀の倒壊や落下物の防止対策が198通、初期消火などの防災活動196通と建て替え.改修の促進192通―の順。
【地域別】
 猫実4丁目では①に次いで「塀の倒壊や落下物の防止対策」が2番目。猫実3丁目では (1)に次いで「建て替え.改修の促進」が2番目。堀江3、2丁目では①に次いで「身近な避難経路の確保」が2番目。
 防災以外の課題では猫実4丁目が「地区内の交通対策」。猫実3丁目・堀江3丁目は「空き家・空き店舗対策」、堀江2丁目は「福祉.子育て環境の充実」がそれぞれ最多。
 「不燃構造で建て替える新ルール」では「検討すべき」が全体で94.5%。堀江3丁目の新橋周辺の防災広場計画は「整備すべき」が同87.9%。境川沿いの遊歩道整備は同87.3%。災害時の避難経路づくりは「協力できる」が同76.2%。
【まちづくりの進め方】
 (1)地区全体で取り組むが36.5%②行政が主体で取り組む29.6% (2)町丁目ごとに話し合い取り組むが22.6%。
 町別で最多は猫実4、堀江3丁目が「地区全体」、堀江2丁目が「町丁目と行政主体」、猫実3丁目が「行政主体」となっている=3面に関連記事


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