行政

来春の使用目指し着工 ジャパンラグビー NTTコムの練習グラウンド

 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(東京・千代田区、庄司哲也社長)は7月、県から購入した高洲地区の所有地に、ジャパンラグビーのトップリーグに所属する「NTTコム」チームの練習グラウンドを建設すると発表した。来年4月から使用できるよう、工事に着手した。                  

NTTコムチームの練習場

来年春の使用を目指し工事が始まったNTTコムチームの練習場

ラグビー場のイメージ図

ラグビー場のイメージ図(チームのHPから)

 この土地は、住宅誘致がほぼ終わったため県が「スポーツチームの活動拠点に利用する」という開発条件付きで公募。NTTコムが昨年、34億7600万円で購入した。
 面積約3万8千m2。計画では、ここに天然芝のグラウンドを2面、ナイター設備、トレーニングのできるクラブハウスなどを整備する。

 ラグビーのグラウンドには規格があり、国際試合のできるグラウンドの広さは、フィールド部分のタッチラインが100メートル以内、ゴールラインが70メートル以内と規定されている。加えて、プレーヤーがトライするインゴールエリアが両サイドに必要。これも10~22メートルと決
まっている。
 同社ではグラウンドの規模、名称など詳細についてはまだ明らかにしていないが、社会人ラグビーのトップチームだけに、国際規格に近い規模の施設やグラウンドができるものとみられる。
 高洲地区は住宅用地。すでに高層マンションが立ち並び、住民の中には騒音を心配して建設に反対する声もあった。このためNTTでは住民感情に配慮し、多くの人が集まる観客席や大規模な駐車場などは造らないことにした。
 ラグビー部の正式チーム名は、「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス」。
 移転計画はチームの公式ホームページに掲載されており、「新たな活動拠点で最高のパフォーマンスが発揮できるよう、地域の人たちとラグビーを通じた交流を深めていきたい」と報告している。
 同社では、グラウンドが完成次第、市川市二俣の拠点を浦安に移すことにしている。
 トップリーグは16チーム。NTTコムは前年、リーグ5位。シーズンは例年8月に開幕し、翌年1月まで試合が続く。

まもなくキャンプ地決定 ラグビーW杯2019

 浦安市ではこの練習場を拠点に、日本で2019年開催のラグビーワールドカップの公認キャンプ地に立候補している。
 市ではNTTコムのグラウンドの青写真を提出、都心に近いメリットや総合運動場の整備、ホテル群の立地などをアピールして応募した。
 全国37都道府県の90自治体が名乗りを上げ、すでに事務局が非公開の調査を終えて、まもなく候補地が公表される。
 県内からは浦安のほか、成田、柏、市原の各市と長柄町が立候補、かたずをのんで発表を待っている。

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