20年ぶりに「水神祭」復活 水上の伝統芸能に歓声

華やかな踊り船

華やかな踊り船が人気を集めた

 かつての漁師町・浦安市で5月27・28の両日、豊漁と水上の安全を祈った伝統行事「水神祭」が20年ぶりに復活。御座船など5隻が境川で披露され、詰めかけた観衆から歓声があがった。「カフェテラスin境川」のスペシャル企画で実現した。

 両日とも5隻の船は午後1時半すぎ、しおかぜ歩道橋付近を出発。大漁旗を掲げた御座船には内田悦嗣市長らが乗り込み、お囃子の音船と踊り船が続いた。4隻目が両岸から投げ入れられるおひねりを玉網で受け取り、しんがりの船は祝いの投網を打って江川橋までの約400メートルを約40分かけて往復した。
 水神祭は、浦安で毎年6月に行われ、約20隻が列を作って東京湾に乗り出し、海の神様に豊漁を祈ったという。昭和46年に漁業権が放棄され、途絶えたが平成9年に一度だけ復活。
 今回、浦安の伝統文化を伝えようと市が再現を企画、浦安囃子保存会、浦安細川流投網保存会などの協力で実現した。

豪快な投網

豪快な投網に大きな拍手が送られた

御座船を先頭に

御座船を先頭に境川を進む5隻

おひねりをゲット

橋の上からのおひねりをゲット

 「カフェテラスin境川」は市、浦安観光コンベンション協会、浦安商工会議所が主催する恒例イベント。市内ホテルや自治会などのグルメコーナーに長い列ができ、特設ステージのダンスや吹奏楽など市民の発表が人気を集めた。

 挙式のカップルが手こぎの和船で豊受神社に向かう「嫁入り舟」も行われ、両岸から祝福の拍手があがった。

嫁入り舟

挙式のカップルが「嫁入り舟」で登場すると、祝福の拍手


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