浦安市 高齢者の“いま”を実態調査 「5分前に聞いたことは…」

浦安市 高齢者の“いま”を実態調査

「高齢者福祉」基礎資料で活用

 健康、介護、住まい、社会参加など高齢者のいまを捉えた大がかりな浦安市高齢者等実態調査の結果がまとまった。「5分前に聞いたことは…」「今日は何日」など幅広い質問を投げかけて回答を得た。
 この結果を市は詳細に分析。平成30年度~32年度までを計画期間とする「市高齢者保健福祉計画」の基礎資料として活用、行政に生かされる。

 調査は昨年11~12月に実施。対象は要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者1万1792人、40~65歳未満の2千人に質問書を郵送し、回答を得た。有効回収数は高齢者が65.3%、40~65歳未満が41.1%で合わせて63.7%。高齢者の単身生活者は全数調査、ほかは無作為抽出した。

【主な調査結果】

 ▽老人福祉センター(Uセンター)に参加する頻度は = 参加しないが77.7%で最多。年に数回以上参加が10.9%。日常生活圏域別では元町7.9%、中町北部6.3%、同南部7.8%、新町4%。
 ▽収入のある仕事をしているか = 仕事をしていないが59.2%で最多。仕事をしているは65~74歳が38.5%、75歳以上は16.2%。仕事の種類は非正規社員、アルバイト、パートなどが13.4%、自営業、個人事業主が7.3%。
 ▽仕事をする理由 = 収入を得る必要があるが26.3%、年金の足しが11%、健康維持が8.8%、生きがいづくりが6.1%、知識や技能を生かしたいが5・3%。
 ▽住まいを住み替えたいか = ずっといまのところに住み続けたいが69.6%で最多。次いで介護サービスが必要になったら住み替えたいが12.1%。その理由は住み慣れているが89.2%、交通の便がいい65.7%、買い物がしやすいが61.9%。
 ▽認知度の度合い = もの忘れが多いと思うか、今日が何月何日か、1人で買い物はできるかなどを質問。その回答で、遠隔記憶、場所の見当識、社会的判断などを総合的に判断。軽度、中等度、重度の認知度を判定する「地域包括システムにおける認知症アスメントシート」を採用して調べた。
 その結果、非認知症が70.6%で最多。軽度認知症が3.1%、中等度1.1%、重度が0.65%。
 今回の調査対象は要介護認定を受けていない人ばかりなのに、このような結果が出たため、市はその理由を調べる。
 ▽財布や鍵など、物を置いた場所がわからなくなることがあるか = ときどきあるが40.5%、まったくないが38.5%。
 ▽5分前に聞いた話を思い出せないことがあるか = まったくないが53.7%、ときどきあるが25.7%、ひんぱんにあるが0.7%。
 ▽自分の生年月日がわからなくなることがあるか = まったくないが80.2%、ときどきあるが1%、ひんぱんにあるが0.1%。
 ▽今日が何月何日か、わからないときがあるか = まったくないが55.2%、ときどきあるが24.6%など。


関連記事

 

アーカイブ

ページ上部へ戻る