若きアスリートの夢 東京五輪に馳せる熱き心

若き アスリート

東京五輪に馳せる熱き心

 新しい年を迎えて、浦安の若いアスリートたちの夢が膨らんでいる。見つめるのは6年先の東京オリンピック。グラウンドで、道場で、体育館で、”その日”を目指したトレーニングが続く。技術・技量が未知数な分、可能性は限りなく大きい。さあ翔ぼう! 小さなアスリート魂。

《新体操》

若きアスリートの夢 新体操

取材を終えて見せてくれたのがこのポーズ。
右が吉岡さん、左が堂園さん

 堂園明香里さん(14歳、弁天在住)は見明川中学2年生。吉岡茜音さん(14歳、入船在住)は東京・中野の中学3年生。ともに安達新体操クラブ(安達三保子主宰、千葉市稲毛区)に所属し、授業が終わるとほぼ毎日、クラブが借りる体育館などの練習場に通う。
 昨年8月、チームは全日本クラブ選手権女子の3位に入り、上位3チームに与えられるイオンカップ世界大会出場を果たした。一昨年秋は全日本ジュニア選手権団体で優勝。勝因は「死ぬほど練習を重ねた結果です。暑さ、寒さに負けないでよく頑張ったから」(安達さん)。
 吉岡さんはチームのキャプテン、堂園さんは団体戦に加えて「両方は厳しい」と言われる個入戦にも出場している。
 3歳のとき、お母さんに勧められて新体操を始めた堂園さん。小学2年生のころから楽しく思えるようになったという。ボール(球)、クラブ(こん棒)、ロープ(縄)、フープ(輪)、リボンの5種類あるが、「リボンが好き。自分か一番可愛く見えるから」とニッコリ。
 吉岡さんは6歳のとき、近くの体育館で練習していた新体操を見て、心惹かれた。昨春首を痛め、リハビリを続けながらの練習だが、「本番でミスなく踊れるととても楽しい」と話した。
 2人にとって、ついこの間まで一緒に練習していた先輩がナショナルチーム候補に選ばれたことで、「身近な人が五輪に近づいて、とても刺激を受けています。負けないよう頑張ります」と。

《陸 上》

若きアスリートの夢 陸上

スタートダッシュを練習する清水勇輝くん

 千葉県ジュニアオリンピック選手権最終選考会の男子Aクラス100メートルを11秒46のタイムで制した。自己ベストの11秒45に0.01劣ったものの堂々の優勝。ところがこの後の練習で、骨盤のひとつ・腸骨を痛めた。全治3ヵ月の治療を1カ月で終わらせ、昨年9月、本番の第44回ジュニアオリンピックに挑んだが、結果は11秒88で予選敗退した。
 浦安中学3年、清水勇輝君(15)が本格的に陸上に取り組んだのは中学校に進学してから。0.1秒縮めることの楽しさを知り、ケガの苦しさを体験し、スピードを上げるための筋肉トレーニングの必要性をいま実感している。
 「ス夕ートダッシュがうまくいけば、記録は伸ばせると思う。上げたスピードを持続させるのはフォームさえ崩さなければできる。今はトップスピードにもっていくまでに時間がかかりすぎている。腹筋と背筋を強化し、メンタル面を含めて、力強く踏み出せる力をつけたい」
 コーチの真田友矩先生は「2年生のときから見ているが、研究熱心な子。よく考え、練習メニューをきちんと解釈し調整している。浦安中学の生徒が全国大会に出るのは3年ぶり、前回は走り幅跳びで100メートル走では初めて」と話す。
 清水君の目標は、高校1年で10秒台を出し、3年後は10秒4か5、5年後は悪くても平均して10秒10を出すこと。「ウサイン・ボルトが目標です」と胸を張った。

後半記事へつづく)


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