境川よみがえる 沈没船の撤去終了

 浦安市の一級河川・境川で、沈没船の撤去作業が3月から始まり、終了した。「漁師町時代の風情ある浦安がよみがえった」と、市民が喜んでいる。

復活した風情ある景観

復活した風情ある景観

沈没船の撤去

カキ殻がびっしりへばり付いている沈没船。ここだけで5隻が廃棄されていた

 昭和46年の漁業権全面放棄以降、水上オートバイやヨットなどが係留されるようになり、放置されたプレジャーボート類が水没。”船の墓場” といわれるほど廃棄船が増え続けていた。
 船の撤去費用をめぐって県と市が譲らなかったため、長い間放置されてきた経緯があったが、新市庁舎の開庁を機に市が撤去を決断。約7300万円の費用を捻出した。

 撤去作業は市役所前の猫実から富岡地区にかけて順次行われた。引き揚げた船は当初の予定より2隻多く、47隻に上った。どの船も長い間水没していたため、ヘドロや貝殻が付着して作業は難航。引き揚げた船は高洲地区の県有地で解体処分した。解体は5月末までかかる予定。
 沈没船の40隻は所有者不明。7隻は船舶番号などをもとに追跡調査し、撤去費用を請求する。


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