東日本大震災で中断した 下水道整備工事を再開

東日本大震災で中断した 下水道整備工事を再開

 浦安市内の河川には一部の家庭から生活雑排水が直接、流されている。市は該当する家庭に改善を働きかけるとともに、東日本大震災でストップしていた下水道整備工事(設計)を今年度から開始した。

 市内には境川、堀江川、猫実川、見明川、旧江戸川が流れている。これらの河川には市によると、堀江川に1100戸、境川に430戸、猫実川に420戸など合計約2800戸から生活雑排水が直接流されている。
 その理由は (1)下水道が整備されてなく、側溝などを通して川に流す (2)下水道が整備されていても、家庭から下水道につながないで、側溝などから川に流す――など。
 家庭から下水道に流す管を通すには工事が必要で、その費用は各家庭の負担になる。費用は、庭の掘り起こしや下水道までの距離の長さなどでも差があり、市でも費用がいくらかかるか、いえないという。

 生活雑排水を河川に直接流すことで心配なのが、河川の汚染。市内河川の水質は市独自の環境目標値を設定している。
 有機汚濁を示す生物化学的酸素要求量(BOD)は、境川の2か所で市の目標値に対しやや高いが、ほかの河川では目標値以下。しかし、市内の河川の水は東京湾に流れているので、東京湾の水質にも影響することから改善の必要がある。
 該当する家庭には年2回、担当者が訪問し改善を促している。これからもこの働きかけは続けていく。

 下水道整備もこの問題の改善には大切。3.11地震の後、下水道整備は中断していたが、今年度から整備に入るための設計を始め、29年度から関連の工事を行う。


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