ハムレットの心境 !? 浦安駅前の喫煙所存廃

 タバコの分煙問題や受動喫煙が論議を呼んでいるが、浦安市は東京メトロ浦安駅前(北栄)の喫煙所を廃止するか、存続するか、利用者の “実態調査” を9月中に実施。そのうえで慎重に存廃を最終判断する構えだ。

浦安駅前の喫煙所

廃止か、存続かで揺れる浦安駅前の喫煙所

西友裏 喫煙所

7月中旬に西友裏側に開設した喫煙所は囲いがあるが、定員は10人

 市は当初、7月中旬に駅前から約200メートル離れたスーパー西友裏側に開設した喫煙所に統合する方針だった。事実、駅前喫煙所には「近く廃止します。決まり次第、お知らせします」と張り紙で掲示した。
 同駅は、1日平均約7万6000人(26年)が利用し、同市の北の玄関口。朝夕のラッシュ時や昼時の喫煙所利用が多いと関係者は指摘する。分煙問題が論議を呼ぶなか、囲いもないため、タバコを吸わない通行人や市や銀行駐輪場利用者などから「臭いがきつい」「煙い」といった苦情が市に寄せられているという。

 このため、市は西友裏側の県有地15m2を借り、7月13日に喫煙所を開設。定員10人で囲い付き。市は日本禁煙学会が提言した「喫煙所から14メートル内のタバコ粉塵ゼロ」を受けて、周囲7メートルにある駐車場やマンション前で、同中旬、朝・昼・夕の3回、調査したが粉塵は検出されなかったという。一方で、周辺住民からは受動喫煙を心配する声もきかれる。

 こうしたことから、市は9月中にも駅前の喫煙所を “一時的に廃止” し、利用者の動向や西友裏側にどの程度、利用者が流れるかなどを調べたうえで最終判断する。しかし、駅前を廃止し、西友裏側に統合した場合の利用者数が読めないことなどから、駅前喫煙所の扱いは流動的な情勢。

 浦安駅前の喫煙所は平成20年5月、浦安署駅前交番と銀行駐輪場の間に開設された。灰皿ボックス2基が設置され、24時間利用可能。市は月・水・金曜日にタバコの吸殻を回収している。同時期に、新浦安駅前にも開設された。


関連記事

 

アーカイブ

ページ上部へ戻る