ネットいじめやトラブル防止に SNSルール策定中学生サミット

うらやすっ子の歴史作ろう
全9中学校が参加

 インターネットを通した「ネットいじめ」「ネットトラブル」から身を守ろうと、浦安市の中学生が独自のSNSルールづくりに乗り出した。すでに1学期、全9校の代表が2回「うらやすっ子SNSルール策定サミット」を開催。基本行動指針をまとめた。2学期以降、各学校でルールを徹底し、本格的な取り組みに入る。
 

SNSルールを確認するG9のメンバー

出来上がったSNSルールを確認するG9のメンバー=6月28日、市文化会館会議場

SNSルール策定中学生サミット

SNSルール策定中学生サミット

 SNSは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略称。インターネットを通して、人と人との交流を支援する会員制のサイト。 
 「FaceBook」(フェイスブック)、「Twitter」(ツイッター)、LINE(ライン)といったコミュニケーションアプリで知られ、大半が無料。会員登録すれば友人との情報交換やネットワークづくりが手軽にできることから利用者が爆発的に増えている。
 一方、実名登録が原則のため個人情報の流出や詐欺、脅しといったトラブルに巻き込まれるケースも多く、大きな社会問題になりつつあるのが現状だ。

 こうした中、中学生の携帯電話・スマートフォンの所持率が8割にのぼり、全国平均の6割を大きく上回る浦安市。市教育委員会がいち早く対策に動き出した。
 ただ、教委が先頭に立つのではなく、あくまで各学校、生徒の自主性を尊重し、生徒による独自のルールづくりを指導した。
 
 5月に日本で開催された主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)にならって、市内9中学校の代表による「SNSルール策定中学生サミット」。G9の生徒は、浦安の歴史をつくろう—と、6月に2回、2班に分かれて各校から持ち寄ったSNSルールの課題を出し合い、対策を協議した。

うらやすっ子SNSルール

 こうして出来上がったのが、別掲の「うらやすっ子SNSルール」6項目。
 ルールづくりには、情報セキュリティーメーカー、デジタルアーツ社の工藤陽介氏がアドバイザーに加わった。
 アドバイスは「守れないルールは作らない」「夜、何時以降はスマホの禁止といったお利口すぎるルールはだめ」「否定だけに走らない」。
 メンバーはこれらを念頭に、代表生徒がルールの優先順位を付けて、方針をまとめた。
 事務局の寺尾里代・日の出中校長は「知らないメンバーによる長時間かけてのルールづくり。どの項目もできそうで、できない対策が盛り込まれ、まとまっていて誇りに思う」と総括。今後のルール徹底に期待した。(2面に関連記事


関連記事

 

アーカイブ

ページ上部へ戻る