順天堂浦安病院増築  ~子供救急医療充実~

順天堂浦安病院増築 ~子供救急医療充実~

 順天堂大学附属浦安病院(吉田幸洋院長)は新病棟を建設する。その「増床増築計画」の説明会が11月19日夜、富岡公民館で開かれた。平成28年7月の開院をメドに地上9階、地下2階建ての3号館を新築。それによって病床の大幅な増加、子供救急センターの新しい診療機器の導入など、地域の基幹病院としての機能の一層の充実を図る。

順天堂浦安病院

今の順大病院。新3号館は左側のスペースに建設される

 説明会は順大病院と、工事を設計・施工する清水建設の合同で行われた。対象は病院に隣接するマンション、京成サンコーポ浦安の居住者で、昨年秋に次いで2回目。
 病院側によると、3号館は病院の敷地内の正面出入り口前のロータリー部分などに建てる。延べ面積1万6195平方メートルで、この建設によってベッド数は132床増え、計785床になる。免震構造で、災害時に地域住民が避難できる機能を備える。合わせて鉄骨造り2階建ての駐車場を増設する。
 順大病院は現在、本館1号館、新館2号館があるが、急病患者の搬送人員が増加しており、基幹病院としては手狭で、市民ニーズに応えるために新病棟建設に踏み切った。この建設によって病院全体の医療体制の充実がさまざまに図られる。

 《外来「診察室の増設・拡充》 待ち時間が現状で3~6時間かかることもあり、改善を図る。
 《放射線部門の拡充》 高度医療を展開するためMRI、CTを増やし、IMRT(強度変調放射線治療)を導入する。
 《救命救急センターの拡充》 子供救急センターの新設、救急医療の充実に対応するためベッド数を15床から30床に増やす。
 駐車場を現在の279台から380台収容に増設し、病院敷地内に地域住民が憩える公開緑地帯を設置することなどが計画されている。

 説明会では住民から、「入院患者が病院の周辺道路で喫煙することをやめさせてほしい」「工事用車両の増加で道路環境の悪化が心配される」「3号館から団地の居室内が見られないか」などの質問や要望が出された。次回説明会は来年6月。


関連記事

 

アーカイブ

ページ上部へ戻る