伝統の ”べか舟” 完成 郷土博物館で進水式

 10年ぶりに浦安伝統の海苔養殖に使われていた「べか舟」新造船が完成、3月27日に市郷土博物館で進水式が行われた=写真。
 新造船は、後世に船大工の技術を伝えるため、昨年4月から材料の選定や道具の使い方、舟クギ打ちなどの練習を行い、10月から博物館内の作業場で半年かけて製作した。

「べか舟」新造船が完成

 べか舟づくりには、浦安舟大工技術保存会の宇田川彰会長と、舟の模型作りを習っている3人の弟子を中心に、多くのボランティアが協力して毎週日曜に作業を進めてきた。
 べか舟は長さ約5メートル、幅1メートルの杉の木製で、海苔の養殖場に入れるサイズ。博物館内で展示したり、乗船体験に活用したりする。

 べか舟は、浦安の基幹産業であった海苔養殖に使われていた一人乗りの木造船で、次第にアサリなどの貝漁にも使用された。
 浦安町誌によると、漁業の最盛期には千数百隻が境川の両岸に係留されていた浦安の生活に欠かせない木造船。


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