医療・健康

Dr.竜の「診察ノー卜」第32話: 朝食の勧め。健康長寿を目指そう

朝食の勧め

 朝食を食べないと脳出血のリスクが36%増える、との研究結果が大阪大学と国立がんセンターの共同研究チームから発表された。
 これは全国8県に住む45~74歳の男女8万2772人を1985年から2010年まで平均13年追跡調査したものである。
 それによると、脳梗塞が2721人、脳出血が1051人、虚血性心疾患が870人に発症した。この結果を、朝食との関連を、朝食を「毎日食べる」から「週に0~2回」の4群に分けて、調べた。
 「週に0~2回」は脳出血を起こすリスクが1.36倍、脳梗塞は1.18倍だったが、心疾患では有意差がなかったという結果である。

竜 崇正 先生

竜 崇正 りゅう・むねまさ
浦安ふじみクリニック院長
=浦安市富士見2-18-9=

 この研究チームでは、朝食を抜くとストレスなどで血圧が上がるためでは、と解析している。一般に朝食を食べないとインスリンの出方がアンバランスとなり、糖尿病や肥満になりやすいとされる。朝食を抜いても、体を動かすだけなら脂肪を燃やすことで賄えるが、脳の活動には食事による糖質の補給が必要となる。

 食事でとる糖質はグリコーゲンとして肝臓に蓄えられ、脳、神経、筋肉などのエネルギー源になるが、肝臓に蓄えられるのは50グラム、6~8時間しか持たない。だから3回の食事が必要なのである。寝ている間にも水分やエネルギーは使われているので、朝起きた時は低血糖状態となっている。

 このまま食事もしないで昼になると、体は飢餓状態と認識し、摂取した食事の吸収率を高めるので、太りやすくなるのである。また朝食を抜く人は、昼食をたくさん摂る傾向があるので、さらに肥満になりやすい。要は健康的にバランスよく食事をして、適度に運動をして体重を適正に保つことが大切である。

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