昨年、犯罪件数初めて2千件割る 浦安署

新浦安周辺自転車ドロに注意

 盗み、詐欺、強盗など浦安署管内の昨年1年間の犯罪発生件数が初めて2千件を割った。だが、新浦安駅周辺地区の自転車ドロは平成26年下半期で37件と、県内地区別発生件数ではワースト1。同署はこれからも浦安市、市民団体などの協力を得て犯罪防止に取り組む。

パトカーの活動

パトカーの活動も犯罪防止に効果的

 同署によると、昨年の犯罪発生件数は1950件で、26年より385件、16.4%減少した。内訳は空き巣、自転車ドロなど窃盗犯が1531件と全体の78%。交通事故は300件で、死者3人、負傷者374人。いずれも26年を下回った。
 被害が多いのが自転車盗。駐輪場別発生件数は27年下半期に新浦安駅周辺で盗まれたのは 37台。幕張新都心の同31台、八街駅前の同26台を上回り、県内で最多。狙われた自転車はカギのかけ忘れが多く、二重ロックはほとんど被害なし。被害防止に同署は市と協力、自転車のチェーン錠500個を無料で配布、「カギかけ忘れ防止と二重ロック」を呼びかけた。
 凶悪犯は路上強盗、タクシー強盗など3件。振り込め詐欺は10件で被害額は1200万円と26年の48件より大幅に減った。

 浦安市内の犯罪発生件数は16年の5344件をピークに減り始め、23年には2541件まで減ったが、24年には2699件と前年を上回った。
 同署は年間発生件数2千件以下の悲願達成を目指して、市や市民団体にも協力を求め、いろいろな手を打ってきた。高洲エスレ1階に「高洲移動防犯ステーション」を設置。警察OBが常駐し、移動防犯車による防犯指導、市内パトや小学校などでの防犯教室を開催。
 子供たちには連れ去り防止のため、「いかのおすし」を約束として教えている。
 ▽いか ― 知らない人についていかない 
 ▽の ― 知らない人の車にのらない
 ▽お ― 助けてとおおごえを出す
 ▽す ― 連れていかれそうになったらすぐ逃げる
 ▽し ― 近くの大人に何があったかをしらせる
がイラストで書いてある定規をプレゼントしている。

 防犯PRに活動する民間車に青色回転灯を付けたパトロール車3台を市が用意。希望者に貸し出す活動も効果的。貸し出し件数は26年が378回。27年は1月だけで264回。このパトは免許を取得して1年、21歳以上の人で、警察で講習を受けた人なら運用できる。
 高校生、大学生で組織する「市学生防犯委員会V5」も防犯活動に積極的。防犯パトやPRチラシ配布、イベント参加など幅広い活動をしている。
 地域住民、同署、市が一体となり犯罪多発地区の現地診断を行い、防犯灯、防犯カメラ設置要望などにも取り組んでいる。

検挙率もアップ

 浦安署の 27年の検挙率が 42%と大幅にアップした。前年に比べ15ポイント上回った。県全体の検挙率は28.8%で、県警全体でも浦安署は好成績をあげている。


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