豊受神社に 日本一の大幟を!

来夏の浦安三社祭
大きな夢、実現のため会員一丸

 来年6月17~19日に行われる4年に一度の「浦安三社祭」。その一角を担う豊受神社(猫実3丁目)の神輿を預かる「東組連合」(宮崎寿仁会長、70人)が大きな夢を実現するため動き出した。豊受神社本殿の水場わきに高さ20メートルの一対の秋田杉製ポールを建て、そこに高さ15メートル、幅1.8メートルの大幟を掲げて寄進、奉納する。“日本一のビッグな幟”を建てるため、8月末までの日曜日、同神社境内で会員たちは市民からの寄付を受け付けている。祭り開催まで1年を切り、会員たちのボルテージも徐々に高まってきた。

豊受神社

「このあたりに建てたい」という宮崎会長(右)と役員の石橋辰也さん

大幟の寄付受付

日本一の大幟を建てようと、寄付の受付をする東組連合会員たち=豊受神社

 昨年暮れ、東組連合の会長に就任した宮崎さん(52)には20代のころから抱いていた夢があった。東京・佃の住吉神社の3年に一度の祭りで掲げられる高さ20メートルの幟に匹敵するものを、いつか豊受神社に建てたい―。
 生粋の浦安っ子で祭り好き。本業のそば店を両親から受け継ぎながらも、祭りまで1年を切ったことから、会員の協力を得て夢を実現するため会員たちと動き出した。
 「豊受神社に日本一の大幟を建立する」ため寄付を募るA4ポスター500枚を猫実や浦安駅近くの店頭や町会などの掲示板に掲出。6月7日から祭り好きの市民らの協力(1口2千円)を求めて、神社境内で受付を始めた。
 「隗より始めよ」と宮崎さんは寄付1番乗り。寄付の目標額は700~800万円。宮崎さんは「おひとり1~10口でも歓迎です。多くの祭り好きの市民の皆さんの協力をいただければありがたい」と話す。

「東組連合」が建立のため8月まで市民の寄付募る

 ポールの秋田杉も秋田県まで足を運び“内定”。暮れに伐採して乾燥、加工して来年3月ごろ浦安に運んでくる段取りを描くが、トレーラーで夜間に運ぶことになりそうで、運賃も含め一苦労しそう。
 また、幟は静岡県の業者に発注予定だが「幣」と呼ばれる最高級の厚手生地に京染めを施すので最低2カ月はかかるという。業者も「こんな大きな幟は初めて手がけるが、一世一代のものを作りあげたい」と意欲的だ。
 こうした“後工程”が詰まっているため、東組連合のメンバーたちは、6月7日~8月末までの日曜日午後1時から5時まで、豊受神社境内に出向いて市民たちからの寄付を受け付けている。これに合わせて、寄付のお礼の木札づくりも進め、芳名板に掲示する。
 宮崎さんによると「同神社の家原宮司は “祭り” を前に、こうした大幟を建立していただけるのはありがたいと話している」という。
   ◇ 
(問)宮崎さん でんわ 080・6528・8741(平日15~17時)

【浦安三社祭】

 浦安市HPなどによると、大祭は4年ごとに、6月中旬の金・土・日に行われ、大小合わせて100基以上の神輿と山車が繰り出す一大イベント。大祭で担ぐ大神輿は堀江、猫実に各2基、当代島に1基あり、各地区の神社(清瀧神社・豊受神社・稲荷神社)に安置されている。
 かつては暴れ神輿といわれるほど激しい祭り。昭和30年代に不況による財政事情の悪化や警備体制の関係から一時中断されたが、昭和49年6月に復活した。

【豊受神社】

 HPなどによると、保元2(1157年)の創建といわれ、浦安市で最古の神社。祭神は、明海・入船・海楽・北栄・猫実・日の出美浜地域の氏神様である豊受姫大神。


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