うらやすの人(1): 浦安からアジアに力を

国際協力「アジア友の会」に参加

徳永 誠さん

 アジアの人々こそ私のこころ通う隣人。もっともっと深くつながりたい。そう願って、インドや東南アジアを舞台に国際貢献をしているボランティア活動に参加している市民がいる。

 「アジア協会アジア友の会」の会員、徳永誠さん (53) = 浦安市北栄。

徳永 誠さん

徳永 誠さん

 徳永さんは、高校時代に千葉県の派遣事業に参加してマレーシア・タイ・シンガポールを訪問。その際、現地の若者たちと、たどたどしい英語ながらも会話ができて、同じアジア人として「メンタルが合う」「心が通い合える」と知って,すっかり感動した。

 以来、アジアにぞっこん。学生時代は大阪で過ごし、大阪に本拠のある国際協力団体「アジア協会アジア友の会」に参加して活動した。

 就職したのは東京にある駐日マレーシア大使館。現在はマレーシア政府観光局(有楽町)に動務している。

 アジアは多彩だ。マレーシアは今や、イスラム圈有数の力強い経済成長のただ中。極めて親日的だ。徳永さんは観光局で日本の高校生と交流する企画を立て、今では120校、1万7000人が修学旅行でマレーシアを訪問している。

 他方、学生時代には「アジア友の会」で、インドやインドネシア農村の貧しい暮らしを改善する手助けをした。農村部では不衛生な川の水を汲んで生活用水とするため、多数の赤ちゃんが赤痢で命を落としている。井戸を掘るお金がないのだ。

 「アジア友の会」は、現在ではアジア全域に活動を広げ、水、子ども、貧困、環境などの課題に取り組んでいる。人的交流にも尽力して、日本からツアーを送ったり各国から人材を受け入れて研修している。実績があるので各国に信頼しあえる現地協力団体があるのが強み。

水を飲むインドの少女

水を飲むインドの少女

「アジア友の会」は、首郡圈にも活動を広げつつある。東京ではまだ事務所もないが、国際支援を志す学生オーケストラとコラボしたり、名所を歩く会、農村生活の体験会、卓話を聞きながら簡素な食事する会(浮いたお金を寄付する)などを開催して、参加者が少しずつ増えている。すでに、バングラデシュの少数民族の村に井戸を完成させる成果をあげている。(ネット「JAFS関東」で 紹介。)

そこで、浦安に住んでいる徳永さんも、勤務のかたわら、最近再び、会員となって活動に参加することにした。

「浦安にも、途上国の青年を招へいす る事業などで、アジアからたくさんの人が来ている。アジアは多彩で、協力の仕方はいろいろある。定年退職した方も若い学生も、イベントに参加して、アジア との交流・協力を進めようではありませんか」

「アジアで活躍できるグローバル人材が、浦安で育ってくれたら」

徳永さんの熱い思いだ。


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