元高校球児が “ファインプレー”  新浦安駅で転落男性を救助

武蔵野大3年 見村さん表彰
浦安消防本部

 昨年12月、ホームから転落した男性を危険を顧みず助けた武蔵野大学3年生、見村拓晃さん(21)=高洲=が1月30日、浦安市消防本部で人命救助表彰され、感謝状を贈られた。
 見村さんは、東京・八丁堀からのアルバイト帰りの12月19日午前零時27分ごろ、JR新浦安駅2番線ホームで電車を降りた。ベンチに座ろうとしたところ、同じ線路から「ドサッ」という音がしたため、のぞくと男の人が転落、線路に横たわっていた。

表彰された見村さん

大塚消防長から表彰された見村さん(左)=市消防本部

 急いで「列車非常警報装置」のボタンを押すと同時に、線路に飛び降り、酒に酔っていた男性が意識を保つよう話しかけた。非常警報に気づいた女性駅員が119番。駆けつけた男性駅員がホームにいた2人の客に協力してもらい、ホーム上に助け揚げた。
 この日の表彰で、大塚等消防長は「危険を顧みず行動した見村さんをかがみに、他の人も(注意を払いながらあとに)続くことを願っている」と称えた。
 武蔵野大政経学部に在籍している見村さん。「次の電車は12分後だったが、とっさに体が動いた。表彰されるのは初めてで、両親も喜んでくれた」。男性に話しかけていたのは「高校の野球部時代、意識を飛ばさないよう言われていたのを思い出した」という。
 新浦安駅長と合わせてダブル表彰されたが「会社訪問のはずみになります」と、今度は社会人への関門にチャレンジする。


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