新設高洲中で校歌発表会 ♪高洲 タカス 陽はまたのぼる ♪

「歌い継いで」と作曲の渡辺さん
「皆さんの思い」を紡いだ谷川さん

 ♪漕ぎ出そう帆をあげて はるかに見える水平線 光る波踊る風…。

 浦安市内で一番歴史が新しい高洲中学校(山髙智美校長)体育館で2月2日、校歌・校章の発表会が開かれた。式典には生徒307人はじめ保護者ら約400人が出席。松崎秀樹市長から校旗が伝達されたあと、全校生徒による校歌の合唱。さらには校歌を作曲した浦安在住の有名ギタリスト・渡辺香津美さんと、生徒のフレーズを歌詞に紡いだ妻でピアニスト・作・編曲家谷川公子さんの “記念ミニライブ” が行われ、祝ムード一色に包まれた。

校旗を披露する棈松さん

校章が入った校旗を披露する生徒代表の棈松さん

校旗の伝達

松崎市長から校旗が生徒代表に手渡された

記念ミニライブ

渡辺・谷川さんの “記念ミニライブ” も行われた

 この日の発表会で松崎市長は「307人の生徒と保護者のみなさんは歴史的な1日を迎えた。伝統と歴史の1ページを作るため胸を張って校歌を歌ってほしい」と祝福。 
 作曲した渡辺さんは「初めての体験となる校歌の作曲。新浦安に移り住んで12年、感じている空の広さ、水平線の煌めきなどの印象を、妻が編んでくれた生徒たちの素晴らしい言葉の数々に乗せてギターを爪弾き口ずさんで作曲した。この曲を育ててくれるのは皆さん。歌い継いでもらえたら、うれしい」と話した。 
 また、谷川さんは「みなさんの色々な思いや気持ちを拾っていくのが役目で、宝となるようまとめた」と編纂を振り返った。 
 全校生徒による校歌合唱の後、渡辺・谷川カップルによる“記念ミニライブ”。ジャズトランペッター、M・デイビスの「マイルストーン」で開幕。谷川さんのピアノで「光と影」など、さらに校歌のアレンジ版とライブは30分近くに及んだ。  
  
   ◇

伝統、歴史作るため胸を張って歌って 松崎市長

 同校では校歌・校章に先立ち3学期から制服も制定され、4月にはPTAも発足予定で、高洲中は開校2年目で飛躍の年を迎えた。 
 高洲中では、昨年5月から「校歌・校章」、「制服」、「PTA」― の3プロジェクトを立ち上げ、生徒、保護者、地域、教職員で取り組むことになった。 
 このうち、「校歌・校章」では、たまたま、渡辺さんと同じマンションの保護者がいたことから、5月下旬、「校歌作曲を依頼する “白羽の矢” 」を立てアタック。渡辺さんから同月末に内諾を得た。一方、「生徒たちで作ろう」という意気込みが反映した歌詞の1~3番の全曲応募が7点のほか、フレーズや言葉の応募が7月末までに多数あった。 
 全ての応募作品に「海」や「空」の雄大な高洲中の背景描写があり、仲間との絆などが含まれていた。 
 そこで、谷川さんが生徒の言葉を大切にしながら、同校の教育目標や未来に向けてのたゆみない歩みなどを盛り込み、作詞を紡いだ。12月 12日に作曲が完成。高洲中の校歌「出航(たびだち)」ができあがった。同校では校歌をCDにして生徒に配布し、発表会に備えた。
 陸上短距離のアスリートだった山髙校長は、学校教育目標を「志を高く掲げて、自分色に光り輝く生徒の育成」とした。
 また、学校生活の基本姿勢は「凡事徹底」で、時間を守る、掃除や身の回りを整頓する、挨拶や返事をするという当たり前のことが当たり前にできるようになり、平凡なことを徹底し「たのしく、かがやく、すてきな学校!」づくりを目指している。

メモ: 高洲中は、入船中から分離し、昨年4月1日に市内で9番目の中学校として開校。通学区域は高洲1~8丁目の全てで、今年度の生徒・学級数は、1学年193人・6学級、2年生86人・3学級、3年生26人・1学級、特別支援学級2人・1学級の計307人・11学級。

浦安市立高洲中学校校歌出航(たびだち)
作詞平成26年度高洲中学校生徒による共作(谷川公子編)

一 漕ぎ出そう帆をあげて
  はるかに見える水平線
  光る波踊る風
  見つめる瞳きみもいる
  絆の種を育もう
  分かち合う心と心
  信じようはじける笑顔
  いつだっていつだって
  瞬間(いま)のぼくらのありったけ
  高洲タカス夢見る仲間

二 羽ばたこう天(そら)高く
  目指すは自分色の星
  降り注ぐ陽(ひ)の光
  広げる翼アンビシャス(志)
  学びを糧に奮い立ち
  響き合うからだと気持ち
  希望せよ輝く未来
  いつだっていつだって
  瞬間(いま)の自分のせいいっぱい
  高洲タカス命を燃やせ

三 平和の花を咲かせよう
  争うことのない世界
  手をつなぎ歩いてゆこう
  いつだっていつだって
  真実(ほんとう)の姿は美しい
  高洲タカス陽(ひ)はまたのぼる
  高洲タカス陽(ひ)はまたのぼる


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