「その100万円」待った! 振り込み詐欺予防で “新手口”

その100万円待った!

浦安署が振り込み詐欺予防で “新手口”

 浦安市内で振り込み詐欺の被害が増えている。これにストップをかけようと浦安署は新たな防止策を打ち出した。
 防止策は、市内すべての23金融機関の窓口で、60歳以上の人が100万円以上の高額な現金を引き出そうとしているのに気づいた場合は、すべて110番通報してもらう方法。千葉県内では初の試みだ。

 同市内の振り込み詐欺の被害は、昨年11月末現在41件で、被害額は2億180万円にのぽる。25年の3400万円の約6倍にもなる。1件当たりの被害額も多く、3200万円をだまし取られたケースもある。
 同署は被害防止のため、予防を呼びかけるチラシを自治会や老人クラブなどを通して回覧板で回したり、署員が会合に出かけて、手口の解説や防止方法を説明したりしているのに被害は増え続けている。
 この対策として同署は12月9日、金融機関防犯協議会を通して被害防止の協力を求めた。金融機関側も、この要請に応じ、実施に踏み切った。これによって、1日平均5件くらいの通報が同署に寄せられ、署員が駆けつけて対応している。警察官が高額な現金を引き出そうとしている人に、その理由を聞き、詐欺かどうか判断して、被害を未然に防いでいる。
 この方法が市民に理解され、効果が上がれば、金融機関と浦安署の間で覚書を交わしたいという。


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